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 本屋で雑誌を立ち読みしていたとき、案の定テツヤからメールが入った。

 『ふう、今仕事終わったよ。マユは今どこにいるの?』

 『駅前の本屋』

 『ほんとに?じゃあ、そこで待っててくれる?今すぐ向かうから!』

 やっぱり夜の客をとらなくてよかった。

 『OK!』

 そう返事をして、トイレに向かう。ポーチから香水を取り出し、ほんのちょっとだけつける。グロスを塗りなおして、店内に戻る。雑誌の続きを読んでいると、ポンと肩を叩かれた。振り返るとテツヤの笑顔。 

 「待った?」

 「ううん。雑誌見てたし、平気」

 話ながら外に向かう。

 「メシ付き合ってくれる?さすがに昨日みたいに豪勢にはいかないけど」

 「いいよ。じゃあ、牛丼とか?」

 「そこまで安いとこじゃなくてもいいよ」

 笑いながらテツヤは言った。

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