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大きなバスタブにお湯を溜める。部屋にあった入浴剤を入れたらバブルバスになった。モコモコした泡の中に2人で体を沈める。
「どうして?」
さっき聞けなかった疑問を口にする。
「なんで・・・、気持ち悪くないの?こんな・・・」
テツヤがあたしの左手を取る。温まったあたしの傷はいつもより赤みを増していた。
「何があったのかは、無理には聞かないよ。でも、これもマユなんだろ?」
その傷を優しくなぞりながら言う。
あたしは涙がでそうになった。
「俺の前では隠さないで。何があっても受け止めてあげるから」
「キライにならない?」
「なるわけないじゃん」
そう言って、軽くキスをしてバスタブから上がる。
「おいで?体、洗ってあげるから」
あたしは差し出されたその手を「離したくない」と思った。
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